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社長インタビュー/2

記者ーーーー前回に引き続き、歴史をどんどんお尋ねします!

社長ーーーー
これ、終わりの日は来るんですか?(笑)

記者ーーーー10年ぐらいで!
前回、社長は、「女将と同じことはできない」と、おっしゃいました。
それについて、もう少し詳しくお話しいただけますか?

社長ーーーー
ほんとに単純な言い方をすると、女将は、「喋り」で、売れるんです。
観光地で、ほぼ一見のお客様。
当時はお土産屋で、その他は軽食。
そんなに、「売りになるもの」って、なかったんです。
でも、売れちゃうんです。お店に入って分かったことですが、この人すげぇなと。
それで、僕がこのお店をやるのだとしたら、
このスタイルで売るのは無理だと。

記者ーーーー
社長、すっごい喋ってますけどね。なんなら、研修とかもされているじゃないですか?

社長ーーーー
いや〜。全然ですよ。もう、ほんとに僕は喋れない・・・。
接客ができないとかそういうことではなくて、
なんというか、
あの女将の吸引力というか、年代問わず掴めるというか。


記者ーーーー
ん〜。なるほど。現場で、社長だから分かる、女将の何かがあるのでしょうね!

社長ーーーー
それを目の当たりにして、僕は、何でお客様を呼び、何を買っていただけば良いのか。
そこで、初めて勉強したというか、考えたというか。
結論は、「商品、内装、物」」で売るしかないじゃないかと。
そこからが、僕に取っての経営の始まりであったように、今、思いました。

記者ーーーー
そこで、やっぱり蕎麦だなと決断したのですか?

社長ーーーー
いえいえ。この話になるとまたお恥ずかしいのですが、
当時も蕎麦は蕎麦で出していたんですが、乾麺でした。つゆも業務用で。
昔、よくあったであろう、観光地の簡単な食事です。
違和感はあったのですが、だからと言って、そこを何か変えようとか思っていなかったのですが、
ある時、強烈な常連さんが現れます。
ここが、僕の人生の分岐点です。

記者ーーーー
お〜!動き出すのですね!というか、これは、ほんとに長くなってしまいますね!
楽しんでまいりましょう!

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